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日本の漁業は、沿岸から沖合へと大きく拡大してきました。沖合漁業には大中型まき網漁業や沖合底曳き網漁業、近海カツオ一本釣り漁業、近海マグロ延縄漁業、沖合イカ釣り漁業、以西底曳き網漁業、サンマ棒受網漁業、サケ・マス流網漁業などがあります。
これら漁業の主な対象魚種は大衆魚で、多獲性魚類と呼ばれるイワシ類、サバ類、サンマ、アジ、スケトウダラ、ヒラメ、カレイなどの底魚類、そしてイカやカツオ、マグロなど、私たちの食卓によくのぼる魚です。 |
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最近の地球温暖化と言われる海水温の上昇などによる海洋変化、生態系変化が言われており、資源量、回遊経路の変化などが指摘されている。 |
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日本の周辺海域は私たちの食卓に身近な魚の漁場であり、水産物の大切な供給源となっています。この海域を今後とも豊かな漁場として確保しつつ、資源回復をめざす必要があります。
それには、資源管理型漁業への取り組みを一層推進し、資源の保存と有効利用を念頭においた操業を心がけ、適正な漁獲量の中で収益が得られる漁業が求められています。 |
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