● 日本近海漁場
日本の近海は魚のすみかとなる大陸棚が発達し、しかも、暖流と
寒流がぶつかりあって潮目を作り、魚のエサとなるプランクトンが
大量に発生するため、魚の種類が豊富で様々な漁業が発達、
1991年まで世界一の漁獲量(FAO Fishstatデータ)を誇っていました。
しかし近年では漁業経営体、漁業従事者の減少による稼働漁船
隻数の減少、地球温暖化現象として言われる海洋環境、生態系
の変化、その結果としての巨大クラゲ大発生などによる不安定な
資源状況に影響される場合が増えています。