■ イカ類 | |
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イカ類 腕が10本あり頭部と直結。うち2本はとくに長く伸縮自在で触腕という。 アルゼンチンマツイカ、ニュージーランドスルメイカは大型イカ釣り漁船が漁獲する。 スルメイカ 日本列島の沿岸全域に回遊するイカ。生まれにより、「冬生まれ」、「秋生まれ」 、「夏生まれ」の3群からなる。冬生まれ群が最も数量が大きく、日本のスルメイカを代表する。秋生まれ群は、主に日本海沖合に分布。夏生まれ群の数は少ない。 ヤリイカ 全国に分布。春から夏にかけ産卵のため浅い海にくるのを釣る。胴は名のように細長く、40cmに達する。 アカイカ スルメイカより大きく、身も厚く背面に幅の広い紫色の帯があり、ムラサキイカの名もある。広い分布域をもつ。 アルゼンチンマツイカ 主に南米アルゼンチン沖とフォークランド諸島周辺に分布するイカで、体長は25cm前後になる。アルゼンチン、ウルグアイが漁獲していたが、1980年代になると日本をはじめ外国の遠洋卜ロール漁船のほか日本の大型イカ釣り漁船も漁獲するようになり、87年には25万トンを漁獲している。 ニュージーランドスルメイカ ニュージーランド南島の大陸棚を中心に分布し、大きいものは30〜35cmになる。1960年代に日本の大型イカ釣り漁船が進出して好漁となり、一時は15O隻もの漁船が操業した時期もある。78年の200海里水域設定後は遠洋卜ロール漁船も漁獲するようになったが、90年に日本への割当がゼロとなり、現在は合弁会社が数隻操業している。 |
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