能登半島地震対策本部
能登半島地震からの復興に向けて
令和6年1月1日に発生した能登半島地震及びこれに起因した津波及び火災が発生し、多くの尊い人命が奪われるとともに、道路、港湾、 漁港等の社会インフラが破壊され、地域社会が崩壊するような壊滅的な被害をもたらしました。今被災地は復旧・復興に向けて歩み始めましたが、海底隆起などの問題を考慮すると、完全な復旧・復興には長い時間を要することが予想されます。本会は、被災地の復旧・復興のため、今後も地道な努力を進めて参ります。
◆能登半島地震対策本部
本対策本部は、令和6年1月4日に設置し、これまで対策本部会議、被災地の状況収集に努め、震災に伴って発生した問題点を把握・整理するとともに、関係省庁への政策・予算要望、陳情のために各関係団体からの要望を取り纏めたり、募金など本会を含めた対策本部としての情報を共有しております。
また、被災地域に訪問・視察し、現地の復旧・復興状況を確認するとともに、現地お業界関係者との意見交換を行い、問題点、要望などについて把握するなど、今後の支援・要請活動に役立てています。
〇能登半島地震対策本部の活動
*令和6年
◆関係省庁への政策・予算要望、陳情活動
業界からの復旧・復興に向けた要請を対策本部にて取り纏め、関係省庁に対して、今後の水産業の復旧・復興に向けた要請活動を行いました。
*令和6年1月 水産業再生復興緊急要請
*令和6年5月 水産業再生復興要請
◆支援金、物資協力、職員派遣活動
本会は、水産業界の窓口として、支援金活動を行いました。本会会員を含めた幅広い方面の企業・団体、個人の方々より寄付をいただき、感謝申し上げます。これらの寄附金は今回の地震で被害が大きかった石川県の6市町に対し寄贈いたしました。また、被災直後には、水産庁漁業取締船を活用して被災地へ支援物資を回航し、会員会社・団体より支援物資を多数ご提供いただき現地にお届けしました。さらに、4月1日からは石川県漁業協同組合本所へ職員を派遣し、必要な業務の支援を行っております。