東日本大震災対策本部の活動
平成23年
3月 11日 午後2時46分地震発生
〇農水省「農林水産省地震災害対策本部」設置
12日 〇農水省「農林水産被害に対する相談窓口」設置
13日 ◆東日本大震災対策本部設置(◆印は対策本部の活動)
14日 ◆対策本部第1回会議
①義援金募集の決定
②支援物資輸送にできる漁船の調査
③供出可能な食料等物資の調査について
〇水産庁漁業取締船、調査船被災地に向け出港
⇒支援物資供給
18日 ◆対策本部第2回会議
①関係団体被害状況
②協力、支援方法
③義援金募集状況
④広報の方法
⑤行政への対策要請内容検討
⑥関係省庁への具体的要望事項の作成
23日 ◆対策本部顧問顧問会議(白須大水会長、重大水専務、石川日かつ漁協組合長、伊藤全水卸会長、垣添日水社長、久代マルハニチロ社長、服部全漁連会長、村井ニチレイ社長)
大震災と津波による被害状況、支援状況等の報告
◆我が国水産業の復興に関する緊急要請(白須大水会長、服部全漁連会長他)
⇒農林水産大臣、与野党(従来枠にとらわれないあらゆる政策を緊急に総動員するよう要請)
25日 ◆対策本部第3回会議
①緊急要請活動の報告
②日新丸向けの支援物資について
③義援金募集状況
④行政への被害対策の要請について
〇鯨類調査母船「日新丸」被災地に向け出港
⇒支援物資供給
30日 ◆東日本大震災に係る水産業再生復興緊急要請(白須大水会長、服部全漁連会長、川口いか釣り協会長、川本全まき網副会長、三宅漁船保険中央会副会長、田中全国漁港漁場協会長他)
⇒農林水産大臣(漁船漁業の再建を中心に要請)
4月 1日 ◆対策本部第4回会議
①農林水産大臣への要請報告
②政党、行政への要請、義援金の状況
③義援金配分委員会について
4日 ◆我が国水産業の復興に関する緊急要請(白須大水会長、服部全漁連会長、吉岡共水連会長他)
⇒農林水産大臣、財務副大臣、内閣官房副長官、民主党安住国対委員長
5日 〇水産庁「水産業復興プロジェクト支援チーム」立上げ
6日 ◆対策本部義援金配分委員会
8日 ◆対策本部第5回会議
①緊急要請活動の報告
②義援金配分委員会の結果
11日 〇宮古魚市場水揚げ再開
⇒スケトウ4トン水揚げ
14日 〇塩釜魚市場水揚げ再開
⇒マグロ延縄船入港
15日 ◆対策本部第6回会議
①補正予算の概要案について
②義援金の被災地へのお届け日程について
18日~28日 ◆被災状況視察、意見交換、義援金贈呈(白須本部長訪問)
:気仙沼市、大船渡市、石巻市、塩釜市、女川町、八戸市、久慈市、いわき市、相馬市、釜石市、宮古市
28日 ◆対策本部第7回会議
①補正予算の概要について
②義援金のお届け状況の報告
5月 2日 〇水産庁第1次補正予算成立
⇒復旧・復興予算 2,153億円
6日 〇水産庁「水産物の放射性物資検査に関する基本方針」
⇒都道府県等に通知
19日 ◆被災状況視察、意見交換、義援金贈呈(白須本部長訪問)
:山田町、大槌町
◆対策本部第8回会議
①第1次補正予算について(水産庁漁政課)
②東日本大震災と今後の復興対策について(海洋大馬場教授)
20日 ◆被災状況視察、意見交換、義援金贈呈(白須本部長訪問)
:南三陸町
6月 10日 〇日本財団「東日本大震災による被災小型船舶の再生支援プロジェクト」開始
⇒総融資枠100億円
16日 ◆対策本部第9回会議
①被災状況アンケートと復旧復興状況の確認
②補正予算等要望に向けた対応について
③活動報告、その他
21日 ◆業界代表との意見交換(白須本部長訪問)
:気仙沼市
24日 〇「東日本大震災復興基本法」施行、「復興対策本部・現地対策本部」発足
28日 〇気仙沼魚市場水揚げ再開
⇒まき網船カツオ水揚げ
〇第1回「東日本大震災復興対策本部」開催(本部長:内閣総理大臣、副本部長:内閣官房長官、復興対策担当大臣、本部員:全ての国務大臣)
〇水産庁「水産復興マスタープラン」公表
7月 1日 ◆対策本部第10回会議
①復興予算要望について
②水産復興マスタープランについて(水産庁企画課)
〇サントリーホールディングス「共同利用漁船購入支援」開始
⇒宮城、岩手両県に10億円ずつ拠出
12日 〇石巻魚市場水揚げ再開
⇒いか釣り他31トン水揚げ
22日 ◆被災状況視察、意見交換、義援金贈呈(白須本部長訪問)
:いわき市
25日 〇水産庁第2次補正予算成立
⇒復旧・復興予算 198億円
26日 〇「希望の烽火基金」設立
⇒冷凍コンテナ130本以上、他重機等を無償提供
27日~29日 〇大日本水産会「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」(東京)
⇒「応援しよう水産日本」をテーマに開催
28日 ◆東日本大震災に係る要請(白須大水会長、服部全漁連会長、中山全水加工連会長、田中全国漁港漁場協会会長、上野漁船保険中央会会長、石黒全蒲連会長他)
⇒農林水産大臣(3次補正予算に向け特に加工流通機能再建支援を要請)
29日 〇水産庁「東日本大震災からの復興の基本方針」公表
8月 4日、9日 ◆東日本大震災に係る要請(白須大水会長、川口いか釣り協会長、中山全水加工連会長、吉田全漁連専務他)
⇒与野党
5日 ◆対策本部第11回会議
①第2次要請について
②今後の対応について
23日 ◆東日本大震災に係る要請(重大水専務)
⇒水産庁長官(復興支援版もうかる漁業創設支援事業の要請)
26日 〇水産庁「復旧・復興の工程表」策定
10月 5日 〇水産庁「東日本太平洋における生鮮水産物の産地表示方法について」通知
⇒生産水域の区画及び水域名を明確化した原産地表示を奨励
6日 〇「ICFA(国際水産団体連合)年次総会」(ローマ)(白須大水会長出席)
〇「FAO(国際食料農業機関)」との非公式意見交換(ローマ)(白須大水会長出席)
⇒「日本の水産業の東日本大震災からの復興を支援する決議」採択
7日 〇気仙沼市「震災復興計画」策定
18日 ◆対策本部分科会議
被災漁船に関する調査について
11月 7日 ◆対策本部第12回会議
①第3次補正予算の概要について(水産庁漁政課)
②補正予算による事業の進捗状況について(水産庁漁政課)
21日 〇水産庁第3次補正予算成立
⇒復旧・復興予算 4,989億円
29日 〇気仙沼:15年連続生鮮カツオ水揚げ日本一達成
12月 22日 〇石巻市「震災復興基本計画」公表