歴 史(明治~昭和)
明 治
15年 2月 大日本水産会創立、小松宮彰仁親王に奉戴。品川弥二郎氏を初代幹事長に選出
15年 4月 「大日本水産会報告」第1号発刊
16年 3月 第1回水産博覧会上野の開催
22年 1月 水産伝習所(現東京海洋大学)の開所式を挙行
23年 7月 水産功績者の第1回表彰を行う
25年 8月 大日本水産会報告を「大日本水産会会報」と改題
28年 1月 本会幹事長が帝国議会に漁業法案を提出、本法案が漁業諸法法政制度の端緒になる
30年 3月 遠洋漁業奨励法制定
34年 4月 漁業法公布
37年 2月 対露宣戦布告
42年 5月 社団法人許可、漁業模範船「水産丸」を7月に進水
44年 4月 農商務省設置
大 正
5年 5月 「水産宝典」発行。大日本水産会会報を11月に「水産界」と改題
12年 3月 中央卸売市場法公布
12年 9月 関東大震災発生
15年 1月 石垣産業奨励会(現農林水産奨励会)を設立、第1次産業の発展を図る
昭 和
7年 5月 「日本水産動植物図集」完成
7年10月 全国漁業組合大会の開催、漁業法改正、重油対策等を検討
8年 5月 「水産デー」を設定、毎年行事を開催
8年12月 東京中央卸売市場竣工
16年12月 対米英宣戦布告
20年 5月 三会堂ビル戦災により焼失
20年 8月 終戦
20年 9月 トルーマン宣言(大陸棚地下資源等)
22年 7月 水産振興会議を設置し水産庁の設置、資材確保、金融問題等検討を行う
23年 7月 水産庁発足
24年12月 新漁業法制定
26年10月 戦後最初の全国水産大会の開催
27年 1月 李承晩ライン宣言(漁船拿捕続出)
27年 3月 北洋漁業資源を語る懇談会を開催、水産庁はこれらを受けて北洋漁業再開を決定
27年 5月 日米加漁業条約調印
27年 5月 日米行政協定調印
28年 6月 免許可撤廃運動本部設置、全国漁業者大会開催
29年10月 故久保山愛吉氏追悼水爆対策漁民大会を挙行
30年 2月 日本が国連に加盟
30年 5月 日中民間漁業協定に調印、発効
31年 3月 ソ連ブルガーニンライン設定
31年 5月 日ソ漁業協定交渉に本会会長が政府首席代表として参加、同協定を締結
31年 5月 日ソ漁業条約調印(日ソ漁業交渉第1年)
32年 5月 北洋鮭鱒16船団出漁(北洋鮭鱒ブーム)、(35南氷洋捕鯨7船団になる、36北洋底魚出漁36船団になる)
38年 5月 ソ連漁業委員会との間に貝殻島昆布採取協定を締結
38年 8月 沿岸漁業等振興法制定
40年12月 日韓民間漁業取決めを締結
40年12月 日韓基本協定調印、日韓漁業協定調印
42年 4月 新三会堂ビル完成
45年 8月 海洋水産資源開発センターの設置促進運動を展開
46年 3月 卸売市場法成立(統一的法制)
46年 6月 沖縄返還協定調印
46年 9月 第1回水産振興会議を経団連会館で開催(農相、幹事長が出席)、以降この会議は中央、地方で10年間継続
47年 8月 海外漁業協力財団設立促進運動を展開
48年 1月 水産用石油確保緊急対策本部を設置し、政府・国会への運動を展開
48年10月 第1次オイルショック
49年 3月 漁業経営安定対策本部を設置し、水産物確保のための「漁業危機突破全国漁民大会」を開催
50年 2月 海洋法対策本部を設置、業界の考え方をまとめ、政府へ対策を要望
50年12月 日中安全操業議定書締結
50年12月 日中漁業協定発効
51年 3月 米国200海里法成立(各国追従)
51年 5月 漁業再建整備特別措置法成立
52年 7月 日本12海里領海法、200海里漁業水域法を制定、200海里元年
52年 8月 おさかな普及協議会を設置、魚食普及運動を展開
53年 7月 農林水産省発足
53年 8月 日中平和条約調印
55年 7月 鈴木内閣成立
56年 1月 STCW条約の国内法制化対策としての船員法、船舶職員法改正につき、全国6ブロック会議等開催
57年 2月 創立100周年記念式典を開催
58年 2月 日本が国連海洋法条約に署名
58年10月 国際海事機構(IMO)1973海洋汚染防止条約と議定書発効
60年 3月 捕鯨存続国民総決起大会開催
61年 7月 SOLAS(海洋人名安全条約)改正条約発効
61年10月 本会ほか14団体が「おさかなフェアー」を都立産業貿易センターで開催
62年 8月 63年税制改正で「調査捕鯨維持基金」創設などを政府に要望
62年 8月 瀬戸内の赤潮被害拡大137万尾斃死
62年 9月 日米加の民間漁業団体のトップ会談で、過剰な環境保護運動に対する共同声明を発表
62年10月 (財)日本鯨類研究所の設置運動を展開
63年 1月 米国は63年の対日割当全面カット、10月のMMPA法による鮭鱒禁漁とともに米国200海里底魚操業不可能となる
63年 2月 米国ロングビーチで国際漁業者会議が開催され本会会長が出席、環境問題を議論
63年 6月 鈴木善幸元総理大臣が名誉会長就任
63年10月 「国際水産団体連盟(ICFA)」をアムステルダムにおける国際漁業者会議で創設
63年11月 IMOがGMDSSに関する1974 SOLAS条約の改正を採択、資格・規格の一律化