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10月1日から4日まで、アイスランドのレイキャビックでFAOが「海洋生態系における責任ある漁業」会議を開催している。この会議には、75ヶ国の政府及び30以上のNGOが出席し、参加総数は400名を超える国際会議となっており、海洋生態系の管理と漁業の関わりに関する国際的関心が高まっている状況を反映している。 ICFA(国際水産団体連合)は、この会議の参加者に対し、プレス・リリース(10月1日付要旨下記)を配布し、海洋生態系管理問題を検討する際には、(1)科学的根拠の確保 (2)水産業界の意見の反映 (3)海洋生物資源の保存推進に、IUU/FOC(違法、無規制、無報告/便宜置籍)漁業廃絶国際行動の実行が急務と訴えた。 |
ICFAは、「海洋生態系における責任ある漁業」に関するレイキャビック会議の結果に重大な関心を持っている。世界の主要水産団体をメンバーとするICFAの各会員は、世界の食糧安全保障に貢献するために海洋生物資源の長期的持続的利用に、責任を果たすと決意している。 海洋生態系を基本とする漁業保存管理については、基本的・科学的な検討を加える要素が多々ある。この会議が、関連する多くの問題を充分に協議・検討することを期待する。 会議の参加者に対し、海洋生態系に関する諸問題を検討するに際して、下記の重要事項に留意されるよう要望する。
以 上 |