BACKHOME
大日本水産会
LINE

大水ニュースレター
第713号

BUTTON 9月から漁業現場で研修開始 BUTTON
40名程度が新人漁師を目指す

大日本水産会は全漁連と共催で7月末に大阪と東京で「漁業就業支援フェア」を開催し、2回のフェアには約350名の就業希望者が参加したが、その後の調整の結果16の漁業・船主などが39人(9月1日現在)を研修生として受入れることになった。

研修生は9月から漁業現場で研修を開始し、11月までの間に座学3日、体験乗船7日、計10日間の研修を行ない、希望する漁業の初歩的名的な知識、漁労技術を習得し、研修後、双方の希望が一致すれば、漁業従事者として就業することになる。

受入れ業種は一本釣、定置、刺網など沿岸漁業関係が大半だが、室戸岬東漁協ではマグロ延縄に2名の研修生を受入れる。受入れ人数では三重県の(有)正徳丸が中型まき網に9名を受入れるのが目立つ。また、島根県の大田市漁協(小型底曳)と兵庫県の熊本水産(沖合底曳)がそれぞれ4名を受入れる。

研修生受入れ状況
都道府県 受入れ先 受入れ人数 研修業種
長崎 野母崎三和漁協 2 沿岸一本釣
三重 正徳丸 9 中型まき網
高知 橘浦漁業 2 小型定置網、刺網、タイ養殖
長崎 上対馬町漁協 2 定置網
三重 甚昇丸 1 底曳
北海道 山中水産 2 沖合底曳
島根 島根県漁業就業者センター 1 沿岸(一本釣、刺網、貝類養殖)
島根 大田市漁協 4 小型底曳
島根 郷ノ浦漁協 2 延縄、小型定置網
高知 室戸岬東漁協 2 マグロ延縄
和歌山 箕島船曳組合 2 機船船曳、シラス網
富山 甲部漁協 2 定置網
島根 浦郷漁協 1 まき網
兵庫 熊本水産 4 沖合底曳
香川 香川県漁業就業者センター 2 養殖
東京 神津島漁協 1 一本釣
39  
※  受入れ人数は9月1日現在