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大水が米国HACCPで100工場目を認定 |
大日本水産会は平成9年度に「HACCP方式認定登録工場制度」を導入し、米国HACCP規則に対応した水産加工場を認定してきているが、今年5月に100工場目となる魚肉練り製品(笹カマボコ)製造の(株)鐘崎本社工場(仙台市)を認定した。なお、第1号は平成10年3月に認定した冷凍チクワ製造のマルハ(株)下関工場。
米国FDA(食品医薬品局)が平成9年12月18日にHACCP規則を施行したことに伴い、米国向け輸出を行なう日本の水産加工場も米国HACCP規則に準拠する義務が生じたため、大水は米国FDAとの折衝の結果、大水が発行する証明書が有効との確認を取り付け、「認定登録工場制度」により認定を行なってきた。 登録工場制度はまず大水が傘下の検査機関との連携により、工場からの申請に基づいて工場を審査する。審査の結果HACCP実施が適格と認められれば大水は工場を登録し、登録後検査機関が定期的に工場視察・検証によりHACCPの適正実施を確認する。以上により取得した「HACCP方式製造証明書」の添付により、認定品目の対米輸出が継続的に可能となる。 |