JAPAN FISHERIES ASSOCIATION

おさかな食べようネットワーク図書室
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おさかな食べようMail magazine 19号(平成25827日)
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みなさん、こんにちは!おさかな食べようネットワーク事務局です。

毎日、暑い日が続いていますが、いかがおすごしでしょうか?

島根県をはじめ西日本では猛烈な雨が降っていていますよね。みなさんのところは大丈夫でしたでしょうか?

東京も昨夜は雨が降りましたが、週末、私が借りている畑と田んぼの作業に行ってきましたが、サトイモなどの葉が少し枯れていていました。今年は野菜が高くなりそうですね・・・。

それでは、今月のメールマガジンを配信いたします!

追伸:今月号は先週まで「第15回ジャパン・インターナショナル・シーフード・ショー」を開催しておりました都合上、予定より配信が遅くなってしまいました。この場をお借りしてお詫び申し上げます。


◆今号の目次

■ネットワーク事務局からのお知らせ

1.808流促事業シンポジウムを開催しました

2.学校給食について少し調べてみました

3.628シンポジウム議事録が完成しました

4.魚食普及マップの作成をします。ご協力をお願いします

5.農林水産省「第1回食と農林漁業の食育優良活動表彰」の募集について

6.「本場の本物」西武百貨店池袋本店催事に出展します

■イベント情報


■ネットワーク事務局からのお知らせ

1.808流促事業シンポジウムを開催しました

 水産庁国産水産物流通促進事業(略称:「流促事業」)の一環として国産水産物流通促進センター(略称:「流促センター」)は、8月8日に三会堂石垣記念ホールで「成長期の食育と国産水産物の活用~学校給食への水産製品の課題~」を開催致しました。(※流促事業、流促センターについては、水産庁ホームページhttp://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/tyousei.html にアクセスください。)

 この企画の原点は、今年2月に東京都栄養士会訪問の際に、「水産業界は学校給食へ適切なアクセスを行っていないのではないですか、栄養士はメニューを考えるに際して、肉、野菜、水産物など食材のバランス調達に苦労しています、そのような場面で適切な食材提案、価格提案、供給情報提案などを行い、採用される機会を広げる努力をされたら良いかと思います」というご指摘です。(詳しくは大日本水産会ホームページ(http://www.suisankai.or.jp/ サイト「おさかな食べようネットワーク図書室」内の「メルマガバックナンバー12号の4」を参照ください)。

 今回のシンポジウムでは公益社団法人全国学校栄養士協議会、同東京都栄養士会に後援をして頂き、学校給食現場に関係する方々にパネリストをお願いし、関係法令、栄養士職務、食材供給に関わる方々のお話、参加者との質疑、意見交流を積極的に行って頂きました。水産製品の学校給食への納品アクセスに必要な要件が明確になりました。当日のパネリスト各位の講演資料は、こちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2013/08/0820_01.pdf)をご覧ください。

 

2.学校給食について少し調べてみました

 808シンポジウムでは学校給食が取り上げられましたが、前述の東京都栄養士会のご指摘を受けた後、学校給食について調べる機会がありました。ご参考までにご紹介したいと思います。学校給食の行政主管庁は文部科学省ですが、食育基本法、学校給食法、同施行令、同施行規則、学校給食実施基準、栄養教諭制度、アレルギー体質への対策など、児童・生徒の安全、栄養、健康を推進するために広範囲にわたり、きめ細かく制定されています。 

 学校給食法の制定は昭和29年、食育基本法(平成17年制定)に先立つこと51年前です。学校給食の実施は各都道府県教育委員会、各市町村教育委員会が管理しています。各校の学校給食実施に当たっては、文科省関係法令・基準の下に、各実施主体が地域特性を考慮しながら、その給食制度を運用しており、栄養教諭、学校栄養士、納品業者が連携を図り実施されています。今回のシンポジウムでも発表されましたが、地域農産物、水産物などを活用した給食食材が、指定納品業者から納品されています。納品に当たっては、指定納品業者の応募食材を評価の上、入札により納品決定されています。安全・安心・健康に加えて、公平・公正という実施条件があり、納品業者には法令要件を満たすことは当然ですが、食材生産に当っては、品質・コストなど詳細の検討が求められます。学校給食関係については多くの関係法令がありますが、まずは「文科省 学校給食法」など法令名をインプットして検索されれば良いかと思います。学校給食実施状況については、文科省学校給食実施状況等調査(http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa05/kyuushoku/1267027.htm)をご覧ください。

 

3.628シンポジウム議事録が完成しました

 6月28日大日本水産会大会議室で開催したシンポジウム「水産物消費拡大と魚食普及活動連携」の議事録が完成しました。議事録は当日の音声録音を文章にしたものです。いろいろな魚食普及活動場面で活動されている6名の方々をパネリストに、東京海洋大学馬場教授にコーデイネーターになって頂き開催致しました。会場いっぱいの多くの方々に出席頂き、とても活発な意見交流、討論をして頂きました。魚食普及活動の連携、あるべき効率的な活動に多くの方々が高い関心を抱かれております。いろいろな立場の活動から、連携と協働の活動へ、そして見える成果を築きたい、その意向がひしひしと伝わってきたシンポジウムでした。議事録は大日本水産会ホームページ(http://www.suisankai.or.jp/ 「おさかな食べようネットワーク図書室」サイトの「議事録アーカイブ」)をご覧ください。

 

4.魚食普及マップの作成をします。ご協力をお願いします

 魚食普及活動の連携推進を多くの方々から頂いているところですが、その資料とする「魚食普及活動マップ」を作成したいと考えています。ご協力をお願い致します。このマップには、当地対象人口、主要産業、漁業者数、漁船数、魚種別生産量・生産額、魚種別旬、地場消費・都市消費(数量、金額)、地域GDP、小中学校数・生徒数、学校給食実施数、その他団体食市場、栄養士会・栄養士数など、各活動地域における情報として整理し、それぞれのニーズを把握することで、連携への道筋を見出したく考えております。調査票はあらためて関係各位に送付させて頂きたく考えております。その節はよろしくお願い致します。

 

5.農林水産省「第1回食と農林漁業の食育優良活動表彰」の募集について

 農林水産省(消費・安全局消費者情報官)では、第1回「食と農林漁業の食育優良活動表彰」について、8月1日(木)にプレスを行い、応募を開始しました。この表彰事業は、食文化の伝承や農林漁業体験機会の提供等を通じて、農林水産業への理解と食への感謝の念の醸成を促すとともに、食生活の健全化に資する食育活動の事例を広く募集するものです。

 募集対象は、「一般部門」(農林漁業者・農林漁業関係団体等)と、「企業部門」(食品等事業者)の2部門となっており、有識者等で構成される審査委員会で受賞者(各部門毎に大臣賞1件、消費・安全局長賞1件)を決定し、平成25112日(土)に、丸ビルホール(千代田区)において表彰式を行います。

【表彰事業のスケジュール】

 ・8月1日~9月13日 応募期間

 ・9月中旬 一次審査(各部門で1520点程度まで絞り込み)

 ・10月2日 審査委員会(受賞者の決定) 

  10月中旬 受賞者への連絡(表彰式への招待)

  ・11月2日  表彰式

 ご関心のある方は、こちら(http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/johokan/130801.html)をご覧ください。

 

6.「本場の本物」西武百貨店池袋本店催事に出展します

 農林水産省の支援を受け、(一財)食品産業センターが進める地域食品ブランド「本場の本物」が、そごう・西武と連携し、来月の19日(木)~24日(火)の6日間、西武百貨店池袋本店7階「素材のチカラ101撰」内に14品目出展することが決まりました。

 この催事は、そごう・西武において初めての試みである「付加価値の高い商品を集めた催事」となっており、日本各地のこだわりのある食品の販売やイートインコーナーが併設されるなど、盛りだくさんの内容となっています。3連休も挟んでおりますので、是非、足をお運びください!

 

■イベント情報

1.827日(火)「平成25年度食品事業者表示適正化技術講座」(北陸農政局福井地域センター1階会議室):http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kouza.html

2.96日(金)・7日(土)「日本脂質栄養学会 第22回大会」(高知会館):http://plaza.umin.ac.jp/jsln22/

3.910日(火)・11日(水)「日本防菌防黴学会第40回年次大会」(千里ライフサイエンスセンター):http://saaaj.jp/conference/index.html

4.912日(木)~14日(土)「第60回日本栄養改善学会学術総会」(神戸国際会議場):http://www2.convention.co.jp/kaizen60/

 


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おさかな食べようネットワーク 事務局
(社団法人大日本水産会 魚食普及推進センター内)
〒107-0052 東京都港区赤坂1-9-13(三会堂ビル8階)
Tel:03-3585-6684 Fax:03-3582-2337
・事務局へのご連絡はこちらへ:info@osakanatabeyo.jp
・事務局からの情報配信はこちら:nw-mmagagine@osakanatabeyo.jp
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