JAPAN FISHERIES ASSOCIATION

おさかな食べようネットワーク図書室

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
おさかな食べようMail magazine 第18号(平成25年7月16日)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

みなさん、こんにちは!おさかな食べようネットワーク事務局です!

東京は梅雨も明け、夏本番となってきましたが、あまりにも猛暑が続くからでしょうか、夕方から激しい雨に見舞われることが多々あります。

なんとなくですが、農作物の恵みの雨となる梅雨時期が、毎年、短くなっているような気がします。

さて、本日のメルマガは水産庁事業のご紹介にもありますように、本格的な魚食普及がはじまりました。消費拡大に至るまでの、目詰まりを解消しようというものです!

このネットワークのシンポジウムでも、主婦や学生などをパネリストに、「なぜ、お魚を食べないのか?」というテーマでディスカッションしてきましたが、さらに発展させて、実際に消費行動を変容させたいなと思っておりますので、引き続き、みなさまのご協力をお願いいたします!

それでは、今月のメールマガジンを配信いたしますので、ご覧くださいませ!

◆ 今号の目次 ◆
■ ネットワーク事務局からのお知らせ
1.水産庁「国産水産物流通促進事業」がスタートしました。
2.流促事業の本会担当部門は・・・。
3. 808シンポジウム「成長期の食育と国産水産物の活用~学校給食への水産製品の課題~」を開催します。
4.マルハニチロは豊洲で「サケの理科実験授業」を開きます。
5.小学校おさかな学習会実施校アンケート分析です。
6.東京食育推進ネットワーク交流会に参加しました。
7.628シンポジウム「水産物消費拡大と魚食普及活動連携」を開催しました。
8.第15回ジャパン・インターナショナル・シーフードショーを開催します。
9. 将来の水産を背負う全国の海洋・水産系高校をネット訪問してみませんか。
10.札幌市中央卸売市場へご案内します。
11.JF全漁連シーフード料理コンクール応募案内です。
12.東京都中央区消費者友の会からお知らせです。

■会員からのお知らせ
1.地域食品ブランド「本場の本物」の公募がはじまります!

■ イベント情報

■ ネットワーク事務局からのお知らせ
1.水産庁「国産水産物流通促進事業」がスタートしました。
 水産庁は国産水産物の消費拡大を促進することを目的に、現状の消費停滞は流通段階に「目詰まり」現象があるとして、本年度事業として「国産水産物流通促進事業」(略称:流促事業)を開始しました。本事業は本会を含む5団体で構成する「国産水産物流通促進センター」(略称:流促センター)が選定され実施することとなりました。詳細は、こちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2013/07/0716_01.pdf)を参照ください。

2.流促事業の本会担当部門は・・・。
 本会は魚食普及推進センターと品質管理部が参加します。魚食普及推進センターは、水産物の知識普及等のセミナー、研修、メニュー紹介・調理教室を行い、より多くの消費者に、国産水産物消費拡大に参加してもらえるよう活動を行います。実施する事業は、①「小学校等におけるおさかな学習会」②「親子おさかな学習会」③「栄養士を目指す学生・若者の学術調理教室」④「(仮題)水産物消費拡大の取組みについて~魚の国のしあわせ大賞実証事業を事例として~」などを実施します。なお、②③④については、8月21-23日に東京ビッグサイトで開催するシーフードショー会場を教材として活用し、隣接する会議棟会議室で行います。現在参加者を募集中です。皆様のネットワーク、関係者に参加案内をして頂ければ幸いです。会場席数につきましては、それぞれに定数がありますことより、事前申し込みをお願い致します。
① 「小学校等におけるおさかな学習会」案内については、こちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2013/07/0716_02.pdf)から。
② 「親子おさかな学習会」案内については、こちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2013/07/0716_03.pdf)から。
③ 「栄養士を目指す学生・若者の学術調理教室」案内については、こちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2013/07/0716_04.pdf)から。

3. 808シンポジウム「成長期の食育と国産水産物の活用~学校給食への水産製品の課題~」を開催します。
 8月8日(木)13:30より、三会堂ビル9Fの石垣記念ホールで流促事業シンポジウム「成長期の食育と国産水産物の活用~学校給食への水産製品の課題~」を開催致します。より多くの学校栄養士さんに参加して頂きたく、夏休み期間に開催することに致しました。プログラムは、こちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2013/07/0716_05.pdf)からどうぞ。出前授業と言われる「小学校おさかな学習会」を開催しておりますが、小学校現場では食育は幼児期、成長期からとつくづく教えられます。学校給食の中で魚を知り、食材としての水産物に触れることは、とても貴重な機会だと教えられます。今回パネリストとして参加されます日本大学非常勤講師村上陽子先生は自著「学校給食における食材調達と水産物利用」の中で、「水産物を給食に活用することで、食育を行うことが出来、水産物の食育機能を生かすことが出来る」と言われています。学校給食法、学校給食摂取基準、学校給食実施基準など詳細な条件、厳しい学校給食職務現場に従事されている栄養士の方のお話、地場産物を給食食材導入に尽力されて来た方、給食食材納品成功までの長い苦労体験を有する業者の方、漁業者・消費者の中間に位置して水産物の活用にご苦労されている方々にお話をして頂き、栄養士・水産業関係者の方々に情報を発信、学校給食への水産物活用にあたり相互の情報交流、ノウハウの共有が出来るようになればと思っております。是非、多くの方にご参加いただき、意見交流をお願い致します。

4.マルハニチロは豊洲で「サケの理科実験授業」を開きます。
 マルハニチロさんは地域住民をはじめとし、多くの方々とのコミュニケーション活性化を図るため、広報事業の一環として、本社豊洲移転を機会に、「おいしいしあわせ」につながる社会貢献活動の継続的な実施をしています。今回はその一例として、8月2日(金)に小学生以上の児童・生徒、その保護者36組が参加する理科教室を紹介します。

~これでみんなもサケ博士!(おいしいしあわせ!のヒミツ 体験教室☆特別編)~
理科実験授業
~サケの誕生物語と生命の設計図のひみつ~

 読者のみなさんには本プログラムを知っていただきたくとともに、多くの方々に参加ご案内をお願いします。未来をになう児童・生徒が、生き物・命の大切さ、理科・科学に興味をもつ機会になれば最高です。ご支援ください。なお、詳しくはこちら(http://www.maruha-nichiro.co.jp/files/20130802_oishii_shiawase_no_himitsu_special_salmon_dna.pdf)をご覧ください。

5.小学校おさかな学習会実施校アンケート分析です。
 遅くなってすみません。本アンケートは昨年9月20日、21日に実施した「小学校おさかな学習会」出前授業実施校、横浜市立瀬谷さくら小学校および相模原市立若草小学校の4年生以上の上級生および調理教室に参加したPTAを対象に実施したアンケートの分析です。この出前授業は各校の始業時から終業時までの一日を使用して、総合的な社会科、生物・栄養、魚に触る、泳ぐ魚を見る・学ぶ、レストラン経営シェフから日常目線の調理を体験するという設計です。校長先生の間では評価が高い活動になっています。おさかな学習会の例については、こちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2013/07/0716_06.pdf)からどうぞ。今回のアンケートは現場で目線を交わした生徒、PTAの方々によるものです。興味ある結果になっています。アンケート結果は、こちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2013/07/0716_07.pdf)をご覧ください。

6.東京食育推進ネットワーク交流会に参加しました。
 今回の交流会は、「運動と食から食育につなげる」をタイトルにセミナーが開かれ、国立スポーツ科学センタースポーツ科学研究部先任研究員亀井明子氏が、「スポーツと食事-からだは食べ物からできている-」として、講演をされました。当日の配布資料は、こちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2013/07/0716_08.pdf)からどうぞ。国立スポーツ科学センターの英語名称はJapan Institute of Sports Sciences (略称:JISS)です。詳細は、www.jpnsport.go.jp/jiss/ からどうぞ。参加させて頂き、栄養学・栄養士の方々の深い知識と広い職域を学ばせて頂きました。おさかな食べようネットワーク/メルマガ13号では東京都栄養士会会長からご教示頂いたいろいろな栄養士業務分野を紹介いたしました。その前の12号では小平第六小学校の学校栄養教諭の方、前号17号では病院の管理栄養士の方を紹介いたしました。今回の交流会で紹介された冊子「WINNERS RECIPE powered by JISS」の表紙には、透明な国産米粒写真が使用され、国産食材の活用が強調されておりました。

7.628シンポジウム「水産物消費拡大と魚食普及活動連携」を開催しました。
 6月28日本会大会議室で本年度最初のシンポジウムを開催致しました。十分な準備時間が取れず、当日の動向を大変心配しておりましたが、各地、各分野から多くの方々にご来場を頂き、会場を埋め尽くして頂き、活発な意見交流をして頂きました。コーデイネーターの東京海洋大学馬場教授をはじめ、パネリストの方々、また会場から積極的な発言をされた皆様のおかげで、中身が濃い、充実した意見交換会を実施することが出来ました。厚く御礼を申し上げます。当日の議事録は完成次第、「おさかな食べようネットワーク図書室」内の議事録サイト「議事録アーカイブ」に掲載いたします。当日の業界紙特集記事は、こちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2013/07/0716_09.pdf)からどうぞ。

8.第15回ジャパン・インターナショナル・シーフードショーを開催します。
 8月21-23日には本会主催で第15回ジャパン・インターナショナル・シーフードショーが東京ビッグサイトで開催されます。準備は最終段階に入っております。昨年来場者数は26,000名、今回は30,000名を目標に、より魅力あるシーフードショーにすべく準備中です。今までは水産業界関係者のみの行事でしたが、会場の展示商品、加工・冷凍機械、水産情報を魚食普及活動に活用すべく取り組んでいます。前述の流促事業の一部である「親子おさかな学習会」「栄養士を目指す学生・若者の学術調理教室」については、本会場を教材として活用します。

9. 将来の水産を背負う全国の海洋・水産系高校をネット訪問してみませんか。
 訪問は、こちら(http://www.kaiyokagaku-h.pen-kanagawa.ed.jp/link/content_suisan-link-090713.html)からアクセスできます。北海道から沖縄まで46校がリストアップされています。校名をクリックするとリンクできます。それぞれ地域性を持った海洋・水産系高校の姿を見ることが出来ます。

10.札幌市中央卸売市場へご案内します。
 市場関係者の方は頻繁にアクセスされているかと思いますが、改めてどうぞ。ホームページは、こちら(http://www.sapporo-market.gr.jp/)をご覧ください。今後順次各地市場に案内したいと思います。前述の808シンポジウムにはこの市場で水産協議会魚食普及委員会委員長をお勤めの本田敬一氏がパネリストとしてご出席されます。「八」は中華系の人々には「末広がりで幸運を呼ぶ」言葉として喜ばれています。小職のインドネシア駐在時代は、華僑会社とのエビ養殖合弁事業でした。その時にパートナー華僑会社の会長から、いろいろな華僑ビジネスや文化を教わりました。私が携帯電話を購入した際に、番号を選ぶ時にはこのことを思い出し、「8」の数字をより多く選ぶことにしましたが、結果的には11ケタの内5個しか確保できなかったことから、ラッキーへの距離は程遠いようでが、シンポジウムには多くのご来場を頂き、本田さま他のパネリストと交流ください。

11.JF全漁連シーフード料理コンクール応募案内です。
 JF全漁連は第14回シーフード料理コンクールの応募者を募集しています。今回のテーマは「楽しむお魚弁当」。応募締め切りは9月27日(金)当日必着です。募集パンフ、応募票は、こちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2013/07/0716_10.pdf)をご覧ください。

12.東京都中央区消費者友の会からお知らせです。
 中央区消費者友の会は1968年の消費者保護基本法交付を受けて、翌年1969年5月18日に設立、本年で44年になります。主な活動場所は中央区ブーケ21という消費者活動支援の施設ですが、代々木公園ケヤキ通りで開催される東京都食育フェア等に出展、消費者への情報の普及に努めておられます。また、中央区消費生活講座女子栄養大学鈴木平光教授の「魚食と健康」に参加するなど消費情報の学習をされています。鈴木先生の講座では、「教授は魚食や魚油の抗メタボ効果についてや、魚食がHDLを増やす・血圧を下げる・血糖を低下させるなど、漁村と農村住民の食生活を対比して話されました。住居環境から魚料理は作りにくくなっていますが、お魚は缶詰でも良いとのことです。友の会では魚食・魚油を簡単に摂れる「魚缶詰」を使った料理の提案でブーケまつりに参加しようと思っています。」など、広報にも積極的に対応されています。
消費者友の会については、こちら(http://bouquet21.genki365.net/)から。「40年のあゆみ」については、こちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2013/07/0716_11.pdf)から。夏休みに開催する「夏休み親子で体験! 養殖漁場見学とあじの三枚おろし体験」は、こちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2013/07/0716_12.pdf)をご覧ください。

■会員からのお知らせ
1.地域食品ブランド「本場の本物」の公募がはじまります!
 前号のメルマガでもお知らせしましたが、(一財)食品産業センターでは、付加価値の高い地域伝統食品を保護・育成する地域ブランド「本場の本物」を実施しております。
 この制度は、今年5月にフランスで開催された「食の祭典」にも名誉招待者として招待を受けるなど、区内以外で評価の高いブランドとなってきました。
 つきましては、今年度の公募が8月1日から1ヵ月間を予定しておりますので、みなさんの地域の伝統的な水産加工品があれば、是非、ご推薦ください。詳細はこちら(http://www.shokusan.or.jp/index.php?mo=topics&ac=TopicsDetail&topics_id=670)をご覧ください。
 なお、商品がある程度揃っている売場は、昨年、常設の売場が設置された「そごう横浜店」および、先月、常設の売場が設置された「そごう千葉店」になりますので、お近くに行かれた際は、是非、お立ち寄りくださいませ。
 9月下旬には、西武池袋本店にて「本場の本物」の催事が開催されます!

■ イベント情報
1.7月18日(木)「第57回食品新素材研究会」仙台青葉カルチャーセンター403号室(http://www.kasi-jafire.or.jp/
2.7月23日(火)「平成25年度食品事業者表示適正化技術講座」全国各地(http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kouza.html
3.7月31日(水)「食品安全セミナー~科学的データに基づいた有害化学物質の低減対策」三田共用会議所(http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_manage/seminar/index.html
4.8月5日(月)~7日(水)「NOODLE WORLD 2013」NOODLE WORLD 2013(東京ビックサイト東ホール)
5.8月9日(金)~10日(土)「日本食品工学会第14回年次大会」京都テルサ(http://www.jsfe.jp/index-j.htm)
6.8月21日(水)~23日(金)「第15回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」(http://www.exhibitiontech.com/seafood/


***************************************************
おさかな食べようネットワーク 事務局
(社団法人大日本水産会 魚食普及推進センター内)
〒107-0052 東京都港区赤坂1-9-13(三会堂ビル8階)
Tel:03-3585-6684 Fax:03-3582-2337
・事務局へのご連絡はこちらへ:info@osakanatabeyo.jp
・事務局からの情報配信はこちら:nw-mmagagine@osakanatabeyo.jp
***************************************************

Acrobat Readerをお持ちでない方へ

アドビリーダー推奨

メルマガからのリンクや議事録ファイルは、PDFファイルの場合があります。 PDFを閲覧する為のAcrobat Readerをお持ちでない方は上のバナーをクリックしてインストールしてください。