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おさかな食べようMail magazine 第11号(平成24年12月17日)
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1.今年のネットワーク、来年のネットワーク
1月31日に「おさかな食べようネットワーク」をつくりました。発信したメルマガは今回で11号になります。ネットワーク登録会員は現在144会員になりました。ありがとうございます。
会員業種構成は、こちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2012/1217_01.pdf
)からアクセスください。
まだまだこれからですが、北から南までの会員各位の方々から、活発に情報を頂き、接することが難しかった情報も身近に頂けるようになって来ています。また、ネットで友達になったことで、電話やメール交信がとても率直に、容易に、楽しく行えるようになりました。とても貴重な編み目の絆ネットになりつつあります。
水産庁では「魚の国のしあわせ」プロジェクトがスタート、また文科省では新教育支援システム「子どもと社会の架け橋となるポータルサイト」が開設され、それぞれのネットワークの活用を行うことで、官・民の協同・協働への大きな連携になりつつあります。
今後とも皆さんと共に、「おさかな食べようネットワーク」の充実に向けて、連携・協働して参りましょう。「おさかな食べようネットワークこの一年」については、こちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2012/1217_02.pdf)からアクセスください。
2.大日本水産会は水産功績者表彰式、魚食普及貢献者感謝状授与式を挙行しました。
11月27日大日本水産会は三会堂ビル9階の石垣記念ホールで平成24年度水産功績者表彰式およ
び魚食普及貢献者感謝状授与式を挙行いたしました。水産功績者は長きにわたり、我が国水産業の発展に寄与された方々を表彰するものであり、今年度は合計41名の方々に授与されました。内訳は沿岸漁業者関係16名、沖合・遠洋漁業者2名、増養殖・内水面漁業者10名、流通・加工・冷凍関係者5名、金融・保険・共済関係者3名、研究開発関係者1名、水産全般・震災復興関係者4名でした。おめでとうございます。
また、平成元年より魚食普及に貢献された方々に贈られる感謝状は3名の方々に授与されました。
おめでとうございます。
当日の式典は大日本水産会会長の式辞で開始され、表彰状・感謝状授与の後、ビル屋上で記念撮影を行い、その後祝賀懇親会が行われました。長きにわたり水産界に貢献された方々には相互に顔見知りも多く、久しぶりの逢瀬を楽しみながら途切れることがない話題で交流を楽しんでおられました。
水産功績表彰者については、http://www.suisankai.or.jp/topics/topics12/topics101.pdf に
魚食普及貢献者感謝状贈呈者については、以下にアクセスしてください。http://www.suisankai.or.jp/topics/topics12/topics105.pdf
3.東京海洋大学で「第25回水産について考える会」が開催されました。
この研究会は、東京海洋大学(旧東京水産大学)海洋科学部竹内正一名誉教授が主宰され、2年になります。今回のテーマは、鈴廣かまぼこ株式会社鈴木博晶社長をお招きして、「ねり製品の可能性~ホントはこんなにすごいのです~」をタイトルに開催されました。魚蛋白、かまぼこの機能性、かまぼこの新技術、かまぼこ製造に欠かせない塩と水、カラダに優しい食品とは、という内容でお話されました。「魚の良さと言えばDHA、EPA、カルシウムになりがちだが、是非魚のタンパク質を第一義に考えてほしい、魚肉には20種類のアミノ酸がバランス良く含まれており、さらさら脂の魚から摂取した方が良いに決まっており、かまぼこは魚タンパクのかたまり」と、ねり製品の素晴らしさを語られた。また、紅白かまぼこの紅色は日の出を表すこと、かまぼこは厚切りにするのが美味しい食べ方であること、かまぼこはまず板からはがし、そして厚切りにするのが正しい切り方の手順であること、などのお話がありました。恥ずかしながら知りませんでした。
煉り製品に関する情報は、全国かまぼこ連合会ホーメページ http://www.zenkama.jp/ から、鈴廣かまぼこ株式会社については同社ホームページ http://www.kamaboko.com/ にアクセスください。
4.東京海洋大学馬場先生・院生と対話の機会がありました。
今年、分野別シンポジウム、ネットワークシンポジウムで大変お世話になった東京海洋大学海洋科学部海洋政策文化学科(漁業経済学)の馬場治教授と打合せの機会がありました。課題は今年の行事反省と来年の取組みに関する意見交換でした。馬場先生は漁業経済、漁業政策などの政策関係の政府会議にも出席される機会が多く、また漁業団体との接点も厚く、漁業生産から消費まで多面的な経済側面をご教示頂く機会がたくさんあります。今回は初めてのことでしたが、先生のご担当される院生の方々8名と軽いノミュニケーションの機会がありました。中国からの留学女子院生、韓国からの留学男子院生、JICA協力隊員として2年間ナミビア滞在をしたという男子院生など多様な履歴を持つヤングマンとの素晴らしい話の機会を得ることが出来ました。いつか、このようなヤングマンの方々を囲むシンポジウムを行えたらいいなと感じました。皆さまはいかが思われますか。
東京海洋大学海洋科学部については、こちらのホームページにアクセスください。
http://www.s.kaiyodai.ac.jp/
5.水産庁は「おさかな会議2012」を開催しました。
12月13日15:30より水産庁会議室で、『魚の国のしあわせプロジェクト おさかな会議2012~お魚のある食卓~』が開催されました。「魚に関する体験学習や料理教室の経験を日常の食生活に取り入れ、魚食を増やすためには?」をテーマに、お魚かたりべ24名、一般参加23名、合計47名が参加し、それぞれの異なる立場から、とても有意義な意見交流を行いました。
議事次第は添付(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2012/1217_03.pdf)をご参照ください。4名の方の基調講演後、出席者は4つのグループに分かれ、魚食普及をテーマに意見を出し合いました。Aグループからは魚食普及として最も必要なことは、海洋国日本、狭い陸地の日本、世界人口はこの先30年で30%増えて90億人を超えると国連が予想する中、日本の人口は30%減少し1億人を切り、老齢人口が30%を超えると言われる中、日本を知り、日本人であることを学び、食の安全保障、魚食普及を学ぶ根源は、幼少期世代から日本人の文化、食の文化、栄養のあり方を学ぶ教育ではないか、そのためにはそれを担当すべき文科省、そして国民の健康を推進する厚労省、そして農林水産省という第一次産業の管理・生産を担当する省・水産庁が連携して取り組む必要があるのではないかと提言しました。すべてはこれからです。皆さん官・民連携の良い事例を作って行きましょう。
6.第10回シーフードショー大阪が開催されます。
今回は2月21日(木)、22日(金)の両日、ATCホール(大阪市住之江区アジア太平洋トレードセンター内)で開催されます。来場者数15,000人が見込まれております。会場は、国産農産物展示商談会 第6回「アグリフードEXPO 大阪 2013」と同時開催されます。前回の来場者数は13,473人でした。昨年はこのシーフードショー会場に、近隣小学校2校から160人を招待、小学校おさかな学習会を実施しました。セミナールームを利用したおさかなゼミ、展示会場の水産製品や加工装置・機材を見ながらのおさかな学習会でした。今年も計画をしております。会場近くのネットワーク会員の方々にはご協力をお願いすることがあるかも知れません。その節はよろしくお願い致します。第10回シーフードショー大阪の情報は、http://www.exhibitiontech.com/seafood/osaka_gaiyou.html から、第6回アグリフードEXPOについては、http://www.exhibitiontech.com/afx/osaka_gaiyou.html からアクセスしてください。
7.第8回食育推進全国大会が開催されます。
内閣府は、食育推進運動を重点的かつ効果的に実施することとして、食育月間6月に中核的行事として食育推進全国大会を開催しています。昨年の開催地は横浜市、今回の第8回食育推進全国大会は内閣府・広島県の主催で平成25年6月22日(土)・23(日)に広島県広島市で開催されます。
前回横浜市会場では、講演会・シンポジウム等の様々なイベントや228団体166ブースで食育活動の紹介、被災地復興応援、横浜の食の紹介など多彩な展示が行われ、2日間の来場者数は36,800人でした。今回の開催地は大日本水産会には遠隔地であることより、おさかな食べようネットワーク会員である広島市の広島水産株式会社さんなどとの連携・協働で対応できるように話を進めております。皆さまからのご協力、ご支援をお願い致します。広島水産株式会社のホームページは、http://www.hiroshimasuisan.co.jp/company.html です。
8.バナーサイト「おさかな食べようネットワーク図書室」に議事録をファイルしました。
バナーサイト「おさかな食べようネットワーク図書室」内「議事録アーカイブ」に5月29日開催第1回分野別シンポジウム『量販・鮮魚専門店に聞く~水産製品販売拡大の取組み~』の議事録を掲示しました。アクセスして見てください。
引き続き、9月4日開催第2回分野別シンポジウム『消費者に聞く~どこで買う、どう選ぶ食・水産製品、課題は?~』、11月3日開催第3回分野別シンポジウム『流通・卸売業に聞く~その役割と課題~』、6月29日開催『おさかな食べようネットワーク交流シンポジウム なぜ、魚食が大切か ---魚ばなれに緊急提言---』、11月15日開催『おさかな食べようネットワーク交流シンポジウム 魚食普及活動者全国大会』を掲示して行きます。
バナーサイトは大日本水産会ホームページ http://www.suisankai.or.jp/ からアクセスしてください。
【会員情報】
1.『やったー』、津久見高校の魚食普及活動通信
今日は大分県津久見から、魚食普及活動の紹介です。大分県臼杵魚市場では、9月から『うすき海鮮朝市』を始めました。毎週土曜日、朝7時半からです。来場する消費者が、競り落とされた魚介類を仲買から直接買うことが出来るようになったのです。場内には調理場を設置、調理を希望するお客さんに、大分県漁協女性部と津久見高校生がジョイントして、無料サービス。学校調理室の調理チャレンジとは異なり、常に本番の顧客サービスに緊張はひとしお。持ち込まれるいろいろな種類の魚に、当初はうまくいかず、戸惑いも多いにありました。しかし、お客様、水産関係者から暖かい支援を頂き、連携・協働が出来た今は、高校生さばき屋は欠かせない人財です。その名の通り走り去る師走もすでに半ば、浜では朝の冷え込みも一段と厳しくなりましたが、この先も地産地消、国産魚の消費拡大を目指して、この取り組みを推進します。現場の様子はこのリンクから、http://kou.oita-ed.jp/kaiyoukagaku/information/1110.html
津久見高等学校はこのホームパージから、URL http://kou.oita-ed.jp/kaiyoukagaku/
2.JF全漁連 第13回シーフード料理コンクール開催
全漁連は12月2日、第13回シーフード料理コンクールを、渋谷区の服部栄養専門学校で開催しました。テーマは「さかなで彩る美味しい食卓~手軽でおいしいおさかなメインの料理を提案」、3ヶ月の短い応募期間にも関わらず、応募作品数は3,790点におよび昨年より1,000件の増加。関心の深さを改めて知ることになりました。コンクール部門は2部門、「プロを目指す学生」部門では、応募校数91、応募件数1,943件。「お魚料理チャレンジ」部門では応募件数1,847件でした。当日は、プロ学生部門は50分の制限時間、チャレンジ部門は30分の制限時間で調理を行い、審査委員8名で審査されました。審査委員長は服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應氏、特別委員にはさかなクンが就任されました。詳しくは、以下のリンクからどうぞ。
http://www.zengyoren.or.jp/news/pdf/joho_current.pdf
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おさかな食べようネットワーク 事務局
(社団法人大日本水産会 魚食普及推進センター内)
〒107-0052 東京都港区赤坂1-9-13(三会堂ビル8階)
Tel:03-3585-6684 Fax:03-3582-2337
・事務局へのご連絡はこちらへ:info@osakanatabeyo.jp
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