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おさかな食べようMail magazine 第6号(平成24年7月17日)
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おさかな食べようネットワーク 会員のみなさまへ
こんにちわ!おさかな食べようネットワークの事務局です。
本格的な夏の訪れもすぐそばまで来ていますが、みなさまいかがおすごしでしょうか。九州中部北部では予想だにしない降雨量で該当する地域の方々は大変な思いをされているかと思います。くれぐれも、お身体にはご自愛くださいませ。
さて、先月は私たちネットワークの第2回シンポジウムを開催し「若者や子育て世代の食卓になぜ魚料理があがらないのか!!について学生や子育て世代等をパネラーに迎え議論しました。このテーマはすぐに結論が出るものではありませんので、引き続き、みなさまの知恵を拝借しながら少しでも魚を食べる人が増えるように頑張りたいと思います。これからが大事なときですね!
それでは、今月のメールマガジンを配信いたします。
◆ 今号の目次 ◆
■ ネットワーク事務局からのお知らせ
(1)全国食育推進大会(横浜)参加を振り返って
(2)6月29日シンポジウム開催記事
(3)小学校における「おさかな学習会」の紹介
(4)水産物嗜好動向調査への調査項目意見を求める記事
(5)中央区消費者友の会
(6)「第14回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」セミナーの紹介
(7)分野別シンポジウム『量販・鮮魚専門店に聞く~水産製品販売拡大の取組み~』の議事録について
(8)フード・アクション・ニッポン(FAN)からのお知らせ
■ イベント情報
■ ネットワーク事務局からのお知らせ
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(1)全国食育推進大会(横浜)参加を振り返って
第7回食育推進全国大会は6月16-17日パシフィコ横浜で開催され、両日で約3万6800人が来場、講演会・シンポジウム等のイベントに228団体166ブースによる食育活動の紹介、被災地復興応援や横浜の食の紹介など多彩な展示が行われました。本会は全漁連、日本おさかなマイスター協会と共同出展、全漁連は貝殻お絵描き、マイスター協会は煮干しを解体して魚体の作りを知る、本会は1日に摂取必要なカロリーを桜エビ重量で知る、などをおこない食の大切さを知ってもらう取り組みを行いました。食育とは、一人一人が「食」に必要な知識を養い、健全な食生活を作ることが出来るようにすること。多くの来場者は親子で参加、お好み焼きを自分で作ったりして、食べることとは何か、を学ぶ機会を持っていました。食育推進大会については、こちら(http://www8.cao.go.jp/syokuiku/index.html )
を参照ください。
(2)6月29日シンポジウム開催報告
6月29日おさかな食べようネットワーク交流シンポジウムを虎ノ門三会堂ビル石垣記念ホールで開催しました。会場はほぼ満席となる多くの方が参加しました。議事録作成中です。水産庁の上田講師は、「魚ばなれ」は「調理ばなれ」、知らないものは買わない・食べない消費者に、うっかり忘れがちな海洋国日本の水産資源利用が大切と訴え、内科医師でもある富山大学浜崎名誉教授は糖尿病食として有効な魚食、魚食が肝臓がんに罹りにくくするという疫学調査データの紹介、精神疾患に魚食が有効に作用するなどの医学的情報を紹介、女子栄養大学鈴木教授は、胎児・乳幼児の脳神経系発達、大学生の集中力持続・精神的問題の低減、中高年のメタボ・生活習慣病、老齢者の認知症予防・症状改善に、DHA・EPAなどの魚油成分が非常に有効、というお話をされました。女子栄養大学大学院生山田さんコーデイネートのパネルデイスカッションでは、来場者から活発な質問が出されました。第二部ネットワークシンポジウムでは、主婦、大学生、経営コンサル、消費者など多分野のパネリスト意見に、多くの来場者が興味を示し、とても活発なシンポジウムでした。
(3)小学校における「おさかな学習会」の紹介
本会魚食普及行事、小学校における「おさかな学習会」の紹介です。今年は活動予算上の制限もあり、2校のみの実施となります。7月12・13日に実施予定校と事前打ち合わせを行いました。9月20日には横浜市瀬谷区瀬谷さくら小学校、9月21日には神奈川県相模原市立若草小学校です。おさかな学習会は、日ごろ海と接することが少ない内陸地方の小学校を選びます。実施約1ヶ月前に1-4年生対象におさかな絵絵画コンクール、5-6年生対象におさかな標語コンクールに参加してもらい、学習会当日までに魚への興味をより多く持ってもらい、本番当日に優秀者表彰を行い、行事に参加してもらいます。当日は、「おさかなゼミ」として日本の水産業、漁業、加工、海洋、資源、さかな栄養、メニューなどの話をし、かつお一本釣り、投網などの体験をし、魚を食することへの興味を育みます。そして、生きた魚に触るタッチプール、移動水族館の魚が見せる生態の見学・教習を行います。また、PTAを対象とする料理教室を行います。過去の実施校からの評価は非常に高く、社会科授業としての取入れもなされています。当日は期待を裏切らないように準備し、頑張ります。
(4)水産物消費嗜好動向調査報告後編
水産物消費嗜好動向調査報告概要の後編の紹介です。本記事は本会機関誌水産会魚食普及推進センターコラムに掲載したものです。添付を参照ください。
(5)中央区消費者友の会
「中央区消費者友の会」を紹介します。純粋に消費者だけで構成された消費者団体、名前の通り東京都中央区にある消費者団体。とてもとても正直な消費者の疑問と気持ちで、消費者みんなの課題に取り組むことを目的にしています。もっと知りたい方は、Google検索コラムで「中央区消費者友の会」と入力、検索してみてください。中央区消費者友の会代表インタビュー記事、YouTube行事紹介などがあります。中央区では女性センターをブーケ21と命名、花束であるブーケは、1本1本の個性を持った花が集まり、また別の個性を持った花と一緒になり、一つの花束となるように、ひとりひとりが個性を生かし、男女平等社会の実現に向け学習・交流する拠点施設となるように、との願いを込めたとのこと。ネットワークメンバーとして、もっともっと交流して行きましょう。関係サイトは、こちら(http://genki365.net/gnkc09/mypage/index.php?gid=G0000008 )からどうぞ。
(6)「第14回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」セミナーの紹介
本シーフードショーは本会主催、今年開催日は7月18-20日、東京ビッグサイトで開催です。水産関係業者が一ヵ所に集合し、開催するショートしては日本最大規模です。今回は本会魚食普及推進センターとして実施するセミナーを紹介します。ひとつは18日11:00~11:45に行われる水産庁20台の若手職員で構成するチームトウエンテイーズが行う『魚の国のしあわせプロジェクト~FastFishで魚食拡大!~』です。“魚離れが急速に進む中、魚消費拡大に向け、水産庁若手職員8名で、「T20s(チームトゥエンティーズ)」を結成、「魚の国のしあわせ」プロジェクトに着手。「Fast Fi
sh(ファストフィッシュ)」コンセプトのもと、もっと気軽に、楽しく、魚をどんどん食べていってもらうための取組み紹介、協働を呼び掛けます。”第二は、社団法人全国海水養魚協会がおこなう『安心安全の水産物資源を供給する海水魚養殖の現状』です。“我が国の漁業生産量は減少の一途、輸入水産物依存性が高い食生活が浮き彫りです。一方、世界では経済発展・人口増大等による食糧不足が予想される中、低迷する食糧自給率の向上に養殖業への期待には大きいものがあります。日本の養殖魚種や飼育方法など、生産現場取組みを紹介します。”事前申し込みが必要です。セミナー案内・申し込みは、こちら(http://www.exhibitiontech.com/seafood/tokyo_seminar.html )からどうぞ。
(7)分野別シンポジウム『量販・鮮魚専門店に聞く~水産製品販売拡大の取組み~』の議事録について
5月29日開催分野別シンポジウム『量販・鮮魚専門店に聞く~水産製品販売拡大の取組み~』の議事録が完成しました。ネットワーカ委員の皆様がネットで参照できるようにシステムを整備します。今少しお待ちください。それまでは、概要詳細(http://www.suisankai.or.jp/topics/topics12/topics084.pdf)をご覧ください。
(8)フード・アクション・ニッポン(FAN)からのお知らせ
FANでは国産水産・農産物の消費拡大の取り組み、食料自給率向上に寄与する事業者・団体等の取り組みを一般から広く募集し、優れた取り組みを表彰、食料自給率向上に向けた活動を広く社会に浸透させ、私たちや未来の子供たちが安心しておいしく食べていける社会の実現をめざしています。詳しくは、こちら(http://syokuryo.jp/award/ )にアクセスしてください。
■ イベント情報
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(1)7月17日(火):第55回食品新素材研究会(京都テルサ)http://www.kasi-jafire.or.jp/
(2)7月18日(水)~20日(金):第14回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」(東京ビックサイト)http://www.exhibitiontech.com/seafood/
(3)7月19日(木):「海外に通用するGFSI承認スキームと世界最大のハラルマーケットについて」(四谷区民ホール)https://www.foodsolution.biz/lp/seminar001/
(4)7月20日(金):食総研・産総研ジョイントシンポジウム2012-食品の放射能測定の信頼性確保にむけて-(星陵会館ホール)http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2012/04/029699.html
(5)7月21日(土):漁師の仕事!まるごとイベント~漁業就業支援フェア2012~(東京ビックサイト)http://ryoushi.jp/event/
(6)7月30日(月):FSSC22000解説基礎セミナー(株式会社日本環境認証機構セミナールーム)http://www.japan-group.or.jp/
(7)8月2日(木)~3日(金):第7回「アグリフードEXPO 東京2012」(東京ビックサイト)http://www.exhibitiontech.com/afx/
(8)8月9日(木)~10日(金):日本食品工学会 第13回(2012年度)年次大会(北海道大学)http://www.jsfe.jp/annual_meet/2012/Taikai201201.htm
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おさかな食べようネットワーク 事務局
(社団法人大日本水産会 魚食普及推進センター内)
〒107-0052 東京都港区赤坂1-9-13(三会堂ビル8階)
Tel:03-3585-6684 Fax:03-3582-2337
・事務局へのご連絡はこちらへ:info@osakanatabeyo.jp
・事務局からの情報配信はこちら:nw-mmagagine@osakanatabeyo.jp
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H23年度水産物消費嗜好動向調査報告(下) |